プラチナイブニングセミナー
第10回 プラチナイブニングセミナー
- 開催日時
- 2018年3月9日(金)16:00~18:30
- 開催場所
- 三菱総合研究所 会議室(千代田区永田町)
- 主催者挨拶
- プラチナ構想ネットワーク 事務局長 笠島 勝治
- 講演
- 社会福祉法人 佛子園(ぶっしえん) 理事長 雄谷 良成(おおや りょうせい)様
「『ごちゃまぜ』共生社会が創る日本の未来」 - 講師
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雄谷 良成 様
金沢大学卒業後、青年海外協力隊(ドミニカ共和国、障害福祉指導者育成)
財団法人フンダシオン・オーサカ(ドミニカ共和国、医療過疎地病院建設)センター長、
北國新聞社、金城大学非常勤講師等を経て、現在は、社会福祉法人佛子園理事長
普香山蓮昌寺(ふこうざん れんじょうじ)住職を務める。
その他、公益社団法人 青年海外協力協会 理事長、一般社団法人 生涯活躍のまち推進協議会 会長、日本知的障害者福祉協会 社会福祉法人の経営に関する特別委員会 委員、金沢大学 非常勤講師 など - モデレーター
- 関根 秀昭 様
株式会社ユーディット 代表取締役社長
3月9日(金)、第10回プラチナイブニングセミナーが東京で開催されました。今回は社会福祉法人 佛子園 理事長 雄谷良成 様より『「ごちゃまぜ」共生社会が創る日本の未来』というタイトルでご講演をいただきました。
雄谷良成様は、石川県において、「B’s」保育園、子どもLabo、Work(児童発達支援放課後等デイサービス等)、グループホーム等の福祉サービス施設を地域に根差し開かれた形で提供するとともに、社会福祉法人として日本で初めて駅(JR西日本美川駅)の指定管理を受託。地元のローカル駅を活用したカフェ「美川37Cafe」等、障がいのある人の働く場の提供に努め、高齢者、大学生、病気の人、障がいのある人、分け隔てなく誰もが「ごちゃまぜ」に、共に手を携え、家族や仲間、社会に貢献できる良き地域コミュニティを目指して活動されております。
また、社会福祉法人佛子園は、国の「生涯活躍のまち」構想の先進事例でもある「Share金沢」や廃寺を地域住民の拠り所として再生した石川県小松市の「三草二木西圓寺」等を運営しております。
今回のセミナーでは、「ごちゃまぜ」の中で育った子どもたちが、若者世代の住人として高齢化に悩む地域に多数戻ってきたことから、「ごちゃまぜ」が「自己実現」を超えた「コミュニティ発展欲求」、すなわち地域を幸せにしたいという欲求を育くみ、結果として地域に活力をもたらすことや、人と人が関わることで各々が健康になっていく多くの経験から、薬でもなく外科的手術でもない「ごちゃまぜ」を第三の医療と呼ぶ時代が到来し、様々なものの原動力になっていくこと等、「ごちゃまぜ」=Social Inclusionが、各地で起爆剤となって日本を活気づけていく、そして、「Japan Way」として世界を救う技術になっていくことについて、雄谷様のこれまでの「ごちゃまぜ」の中での実体験とともにお話いただきました。
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