シンポジウム
第2回 プラチナ構想活動報告会
- 開催日時
- 2015年5月22日(金) 13:00~17:30(開場12:30)
- 開催場所
- 柏の葉カンファレンスセンター(三井ガーデンホテル柏の葉2F)
我が国が直面する少子化による人口減少、高齢化、エネルギー問題などは、物質的な豊かさを達成した先進国ならではの課題です。先例のない課題を抱える「課題先進国」が課題解決により目指す社会、『エコロジカルで、資源やエネルギーの心配が無く、老若男女が参加することができ、雇用がある』プラチナのように光り輝く威厳のある社会、それが「プラチナ社会」です。そしてこの「プラチナ社会」を目指す人々が連携して前へ進むための構想、それが「プラチナ構想」です。
第28代東京大学総長の小宮山 宏が会長を務める任意団体「プラチナ構想ネットワーク」は、知事・市長・町長といった首長で構成される自治体会員約130名、企業経営者等で構成される法人会員約80名他計約270名の会員で構成され、「プラチナ社会」の理念の形成普及、全国の自治体職員や将来を担う子どもたち等の人材育成支援、イノベーション実装に向けた取り組みなど「プラチナ社会」実現に向け様々な活動を展開しています。
今回は、それらの中から人財育成活動と「ワーキンググループ(WG)」活動の報告、併せて会場となる「柏の葉スマートシティ」の紹介と視察会を行います。
当日プログラム
第一部 「プラチナ構想ネットワークの人財育成活動報告」
- 開会挨拶
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講演「プラチナ構想ネットワーク人財育成活動の意義と具体的な活動紹介
プラチナ構想ネットワーク 会長 小宮山 宏
プラチナ構想ネットワークでは、人財育成に力を入れ様々な活動をおこなっています。その意義と活動について会長小宮山宏が皆様に直接語ります。
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セッション「プラチナ構想スクール@豊田の紹介」
豊田市長 太田 稔彦 氏
豊田市 経営戦略室 社本 学 氏(プラチナ構想スクール修了生)
豊田市 市政発信課 大澤 彰宏 氏
プラチナ構想ネットワーク 会長 小宮山 宏会員自治体中堅職員を対象とする「プラチナ構想スクール」。好評いただいておりますが、豊田市ではいち早くオーダーメイドのスクールを実現させました。太田市長に人財育成に賭ける熱い想いをお話いただきます。自治体の皆様必聴です。
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セッション「プラチナ保健師スクール@久山の紹介」
久山町ヘルスC&Cセンター 副センター長 兼 統括保健師 角森 輝美 氏
九州大学大学院 医学研究院 環境医学 教授 清原 裕 氏
東京大学 公共政策大学院 特任教授 大西 昭郎 氏〔モデレーター〕世界有数のコホート研究として、50年を超える歴史と多くの実績を上げている福岡県の「久山町研究」とそれを反映した町の活動をモデルに、そこで活躍している保健師が住民とおこなう保健活動を体験し職能教育・意識の高い人財育成を目指します。プラチナ構想ネットワークならではの人財育成プログラムです。
第二部 「ワーキンググループ(WG)活動報告」
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農業WG「生産者、企業、自治体がつながる農業の新しいカタチを目指して」
本WG主査、新日本有限責任監査法人 シニアパートナー 公認会計士 大久保 和孝 氏
農山村の維持・発展を見据えたこれからの日本の農業には、生産者(農家)、企業、自治体の垣根を越えた連携が不可欠です。日本の農業を活き活きと働ける魅力ある産業とするためにはどうすべきなのか。具体的な提言を行いたいと思います。
第三部 「柏の葉スマートシティの紹介と視察会」
「環境共生都市」「新産業創造都市」「健康長寿都市」を標榜する「柏の葉スマートシティ」はプラチナ構想ネットワークが実現を目指す『プラチナ社会』の1つのモデルと言えます。世界の未来像につながる「柏の葉スマートシティ」を体感ください。
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講演「柏の葉における柏市の取り組み」
柏市長 秋山 浩保 氏
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解説「柏の葉スマートシティの概要」
三井不動産株式会社 柏の葉街づくり推進部長 加藤 智康 氏
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中締め挨拶 プラチナ構想ネットワーク 幹事長 渡 文明
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視察会「柏の葉スマートシティを体感しよう!」
解説に合わせたマップをもとに視察いただきます。
各拠点では解説者がご説明しご質問にお答えします(一部施設解説者なし)。<視察施設>
①柏の葉スマートセンター〔AEMSエリアエネルギー管理システムの拠点〕
②KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)〔新産業ビジネスの創造拠点〕
③街のすこやかステーション〔地域を見守る健康拠点〕
④UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)〔公・民・学連携街づくりの拠点〕
⑤東大フューチャーセンター〔社会実装のフロンティア拠点〕
⑥エネルギー棟〔日本初、街区を越えた電力融通施設〕
⑦マルチモビリティポート〔街乗り!シェアリングの拠点〕